東京都訪問記
訪れた史跡・遺跡・寺社
古社
古代社格制度

中世社格制度

一之宮は、奈良時代から明治初期までの地理的区分だった律令国内で最も社格の高い神社。1国あたり1社が基本。次に社格が高い神社を二宮、その次を三宮と呼び、一部の国では四宮以下が定められている。全て「延喜式神名帳」の式内社の中から選定されているが、最も格の高い名神大社だけに限られているわけではない。また、神位の高低によるわけではなく、小社が一之宮になっている例もある。
国指定史跡名勝天然記念物

百選



江戸の「二」のつく場所
二大祭礼
「山王日枝大権現」と「神田明神」の祭礼は江戸城内に山車や神輿が練りこむことが許された。
両山
「東叡山寛永寺」と「三縁山増上寺」の徳川家菩提寺。
15代将軍のうち13将軍が葬られている。
徳川家康が久能山と日光の東照宮。徳川慶喜が谷中墓地。
両寺
浄土真宗の「浅草本願寺(東京本願寺)」と「築地本願寺(江戸本坊)」
No | 名称 |
1 | 浅草本願寺(東京本願寺) |
2 | 築地本願寺(江戸本坊) |
江戸の「三」のつく場所
江戸の三富
富籤・富くじ(とみくじ)は、普請の為の資金収集の方法だった。宝くじの起源といわれ、くじ引の一種であり、賭博でもある。
1730年(享保15年)、幕府公認の下、仁和寺門跡の宅館修復の名目による富突を護国寺で3年間行った。
これ以降、富籤は主に寺社の修理費用に充てるために興行された。
許可は寺社奉行に出願することとなり、抽籤の際には与力が立ち会った。
谷中感応寺、目黒滝泉寺、湯島天神は江戸の三富と呼ばれるほど盛んであった。
No | 名称 |
1 | 谷中感応寺 |
2 | 目黒瀧泉寺(目黒不動) |
3 | 湯島天神 |
天下祭
天下祭(てんかまつり)または御用祭(ごようまつり)
江戸時代以来続いている江戸の代表的な祭礼
江戸三大祭り
「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様。」と表した。
江戸三虚空蔵
江戸で本尊に虚空蔵菩薩を祀る三ヶ寺。
No | 名称 |
1 | 亀戸宝蓮寺 |
2 | 品川養願寺 |
3 | 白山西福寺 |
関東三山
真言宗智山派関東三山。真言宗智山派は、弘法大師を宗祖とし、興教大師覚鑁を開祖とする。その関東にある3つの大本山、成田山新勝寺、川崎大師平間寺、高尾山薬王院を「関東三山」と呼ぶ。
真言宗智山派の総本山は京都の智積院、別院は東京の愛宕薬師真福寺、別格本山は東京の高幡山金剛寺と愛知の大須観音宝生院。
江戸三ヶ寺
曹洞宗
No | 名称 |
1 | 愛宕下青松寺 |
2 | 高輪泉岳寺 |
3 | 橋場総泉寺 |
三大閻魔
No | 名称 |
1 | 善養寺(西巣鴨) |
2 | 華徳院(杉並松の木) |
3 | 太宗寺(新宿) |
江戸の三天神
No | 名称 |
1 | 亀戸天神 |
2 | 湯島天神 |
3 | 平河天神 |
東京の三天神
No | 名称 |
1 | 谷保天満宮(国立市) |
2 | 亀戸天満宮 |
3 | 湯島天神 |
三弁天
江戸の「五」のつく場所
五色不動(ごしきふどう)
五行思想の五色(白・黒・赤・青・黄)の色にまつわる名称や伝説を持つ不動尊を指し示す総称。
No | 五色 | 名称 |
1 | 目黒不動 | 瀧泉寺(東京都目黒区下目黒) |
2 | 目白不動 | 金乗院(東京都豊島区高田) |
3 | 目赤不動 | 南谷寺(東京都文京区本駒込) |
4 | 目青不動 | 教学院(東京都世田谷区太子堂) |
5 | 目黄不動 | 永久寺(東京都台東区三ノ輪) 最勝寺(東京都江戸川区平井) |
江戸の「六」のつく場所
江戸六地蔵
No. | 名称 | 旧道 | 住所 |
1 | 品川寺 | 旧東海道 | 東京都品川区南品川三丁目5-17 |
2 | 東禅寺 | 奥州街道 | 東京都台東区東浅草二丁目12-13 |
3 | 太宗寺 | 甲州街道 | 東京都新宿区新宿二丁目9-2 |
4 | 真性寺 | 旧中山道 | 東京都豊島区巣鴨三丁目21-21 |
5 | 霊巌寺 | 水戸街道 | 東京都江東区白河一丁目3-32 |
6 | 永代寺 | 千葉街道 | 旧:東京都江東区富岡一丁目(深川公園内) 現:東京都江東区富岡一丁目15-1 |
第六番の代仏が、上野の浄名院(台東区上野桜木二丁目6-4)に祀られている。
江戸六塔
江戸六阿弥陀
No. | 名称 | 住所 |
1 | 西福寺 | 北区豊島2-14-1 |
2 | 恵明寺(旧延命院) | 足立区江北2-4-3 |
3 | 無量寺 | 北区西ケ原1-34-8 |
4 | 与楽寺 | 北区田端1-25-1 |
5 | 常楽院 | 調布市西つつじヶ丘4-9-1(旧下谷広小路) |
6 | 常光寺 | 江東区亀戸4-48-3 |
江戸の「十」以上のつく場所
東京十社
江戸・・・ではないが。
明治初年に准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)と定められた東京近郊の10の神社のこと
1868年(明治元年)10月17日、明治天皇は氷川神社を勅祭社に定め、それに続いて11月8日、東京近郊の主だった神社を准勅祭社と定め、東京の鎮護と万民の安泰を祈る神社とした。
当初は12社(日枝神社・根津神社・芝神明宮・神田神社・白山神社・亀戸神社・品川貴船社・富岡八幡神社・王子神社・赤坂氷川神社・六所神社・鷲宮神社)であった。
百景
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