深広寺の参詣記-歴史と見どころ紹介(東京都港区)お江の灰塚と佐藤一斎墓がある六本木の寺[国の史跡]

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非公開の国指定史跡

東京都港区六本木の深広寺(しんこうじ)。
江戸時代後期の儒者・佐藤一斎の墓があるが、非公開とのこと。佐藤一斎の墓は国指定の史跡

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佐藤一斎は儒学の大成者として公に認められ、昌平黌の儒官(総長)を命じられた。
朱子学が専門だが、見識は陽明学まで及んだそうだ。
門下生は3,000人と言われ、弟子として佐久間象山、渡辺崋山、横井小楠など幕末に活躍した英才がいる。

このお寺には徳川2代将軍・徳川秀忠の正室・お江ゆかりの場所でもある。
お江は江戸城西の丸で亡くなり、遺体は増上寺から六本木の荼毘所へ運ばれ荼毘にふされた。
そのときの灰が埋められた灰塚(はいづか)がここにあるという。
江戸幕府は、葬儀を執行した僧侶に「灰塚」と、火葬の煙が流れた地域を報奨として与えたそうだ。同時に、門前に町屋を置くことを許可しその後の六本木繁栄の基となったという。

本尊 阿弥陀如来像
住所 港区六本木7-14-6
宗派 浄土宗

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