佐藤賢一

4) 面白い

佐藤賢一の「剣闘士スパルタクス」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 紀元前73年から紀元前71年にかけてイタリア半島で起きた、剣闘士と奴隷による「スパルタクスの反乱」を描いた小説。 個人の名が付く反乱というのも珍しい。有名な剣闘士であったことが反乱の名前に個人名が...
作家さ行

佐藤賢一の「オクシタニア」を読んだ感想とあらすじ

カタリ派の持つ思想がどのようなものだったかは正確に知るすべはないそうである。というのも、カタリ派自体が消滅してしまっており、カタリ派自身による資料がないためである。
4) 面白い

佐藤賢一の「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」「戦争契約書」「ルーアン」が英仏百年戦争の時期の話であり、「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」「ルーアン」はジャンヌ・ダルクにまつわる話である。 「エッセ・エス」はスペイン...
3) かなり面白い

佐藤賢一の「カルチェ・ラタン」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント とにかく各章の題が長い。とてつもなく長い。しかも、その題がサマリーとなっている。 さて、本書は全体的にパロディの色合いが強い。 まず、出だしの"序"から「日本語訳の刊行に寄せて」とあり、まる...
4) 面白い

佐藤賢一の「傭兵ピエール」を読んだ感想とあらすじ

本書の話はこの後から本格的に始まる。いわゆる"もし"の世界史であり、佐藤賢一の想像力は縦横無尽である。物語は意外な結末を迎えるものである。
1) 最高

佐藤賢一の「双頭の鷲」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!)

本書の主人公ベルトラン・デュ・ゲクランはイギリス軍に大幅に勝ち越している。そして、追い出すことにすら成功しているのだ。まさに軍事の天才である。

2) 超面白い

佐藤賢一の「王妃の離婚」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

エンターテインメント性に優れかつ文学的な香りもする作品である。本書は中世フランスの裁判を扱った作品。教会が行う裁判であるため、宗教裁判といってもよいのだが、その実は離婚裁判である。

4) 面白い

佐藤賢一の「二人のガスコン」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 時代は、文豪アレクサンドル・デュマの「三銃士」と「二十年後」の間になる。 稀代の快男児である「三銃士」主人公シャルル・ダルタニャンと、鼻のシラノ・ドゥ・ベルジュラック。同じ時代に"実在"した快男児...
4) 面白い

佐藤賢一の「カエサルを撃て」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント ガリア対ローマの構図以外に、青年(ヴェルチンジェトリクス)対中年男(カエサル)の構図を持ち出し、青年の無謀さ清冽さと中年の慎重さ薄汚さを対比させて物語が進む。 この構図は主人公同士に限らず、ガリア...
4) 面白い

佐藤賢一の「英仏百年戦争」を読んだ感想

歴史に造詣の深い作家であるが、それもそのはず、大学院の博士課程まで行っているのだ。だから、学究の徒としての緻密さはもちろん備えた内容になっている。

4) 面白い

佐藤賢一の「ダルタニャンの生涯-史実の「三銃士」」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 文豪アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」の主人公ダルタニャンは実在の人物であった。 そもそもデュマが「ダルタニャン氏の覚え書」という本を種本として、というより(佐藤賢一の表現では)盗作ぎりぎりで...
作家さ行

佐藤賢一の「赤目のジャック」を読んだ感想とあらすじ

通称「百年戦争」と呼ばれる時代に起きた、フランス中世最大の農民暴動であるジャックリーの乱を題材にしている。佐藤賢一は同じ百年戦争を題材にした小説を他にも書いている。

作家さ行

佐藤賢一の「ジャガーになった男」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 佐藤賢一の「ジャガーになった男」を紹介します。 第6回小説すばる新人賞受賞作です。 デビュー作がスペインを舞台にしているのは意外な気がしないでもないです。 というのは、後年直木三十五賞...
作家さ行

佐藤賢一の紹介と作品・著書

略歴 (1968-   )佐藤賢一。作家。山形県鶴岡市生まれ。東北大学大学院文学研究科を満期単位取得し、作家業に専念。1993年「ジャガーになった男」で第6回小説すばる新人賞。1999年「王妃の離婚」で第121回直木三十五賞。若手小...
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