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佐藤賢一「赤目のジャック」の感想とあらすじは?

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通称「百年戦争」で知られる時代が舞台です。

百年戦争の中でも、フランス中世最大の農民暴動であるジャックリーの乱を題材にしています。

佐藤賢一氏は同じ百年戦争を題材にした小説を他にも書いています。

本書「赤目のジャック」の時代からすぐ後のことを画いた「双頭の鷲」、そして日本でもお馴染みのジャンヌ・ダルクを題材にした「傭兵ピエール」の2作です。

いずれもフランスの地を舞台にしており、百年戦争の時代が舞台です
である。

佐藤賢一はこの小説からいよいよ本格的に時代小説家としての道を歩み始めたように感じます。

英仏百年戦争の概略には「英仏百年戦争」が詳しいです。

英仏百年戦争を舞台にした映画。

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内容/あらすじ/ネタバレ

百年戦争のために荒廃した農村に乞食坊主がやってきた。名をジャックという。

村が襲われたのは、村を守れなかった領主の責任である。その領主に復讐をするのだ。

ジャックは農民を煽動し、領主を襲う。

そして、そのまま勢いに乗じて、暴徒とかした民は、貴族たちを襲いはじめる。

その、ジャックの赤目と同じように、皆が目を血走らせて…

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本書について

佐藤賢一
赤目のジャック
集英社文庫 約300頁
フランス14世紀

目次

プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
エピローグ

登場人物

ジャック
フレデリ
ジェローム
マリー