歴史上の人物

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ヤマトタケル:古代日本史上の最高の英雄

古代日本史上の最高の英雄 漢字表記の場合に一般には「日本武尊」の用字が使われます。「古事記」では倭建命(ヤマトタケルノミコト)と書かれます。 景行天皇の第3皇子で、母はハリマノイナビノオオイラツメ(播磨稲日大郎姫)とされ、仲哀...
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タケミカヅチ(武甕槌神/建御雷神)日本最強の武神、雷神、剣の神

武神・雷神・剣神 日本神話の神。「古事記」では建御雷之男神、建御雷神、建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)。「フツ」は物を断ち斬る擬態語。 「日本書紀」では武甕槌、武甕雷男神など。単に「建雷命」と書か...
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フツヌシ(経津主神)刀剣が神格化した最強の武神

「古事記」には登場しない 経津主神。別名は、斎主神、斎之大人、伊波比主(いわいぬし)神。 日本神話の神。「日本書紀」のみに登場し「古事記」には登場しない。 「出雲国風土記」「出雲国造神賀詞」では布都怒志命(ふつぬしのみこ...
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慈覚大師円仁:天台宗山門派の祖で天台宗の密教化に貢献

下野国(栃木県)都賀郡出身 慈覚大師円仁(じかくたいし・えんにん) 延暦13年(794)―貞観6年(864)寂。70才。 平安時代前期の天台宗の僧。 入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人...
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藤原純友:海賊として南海の賊徒の首と恐れられた貴族

伊予に着任するまで 藤原純友(ふじわらのすみとも)は、平安時代中期の官人で、のちに海賊。 寛平5年(893年)?~天慶4(941) 藤原長良(ながら)の曾孫。筑前守大宰少弐藤原良範の次男。伊予前司高橋友久の子で良範の養子...
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小野好古:藤原純友を討伐した武人であり歌人

武人であり歌人 小野好古(おののよしふる) 元慶8(884)~安和1(968)。85歳。 平安時代中期の武将。歌人。 参議・小野篁(たかむら)の孫。大宰大弐・小野葛絃(くずお)の次男、小野道風(みちかぜ)の兄。野大...
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平貞盛:平将門を追討した伊勢平氏の祖

平貞盛(たいらのさだもり) 生年:生没年未詳。 平安時代中期の武将。通称は常平太、平将軍。字(あざな)は平太。 父は常陸大掾鎮守府将軍・国香。 祖父・平高望は桓武天皇の孫・高見王の子として生まれ、上総介に叙任、関東...
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平将門:神にも怨霊にもなった関東の英雄

桓武平氏 生年不詳~天慶3(940) 平安時代中期の武将。通称、相馬小二郎。 桓武(かんむ)平氏の出。桓武平氏上総介平高望(たかもち)の孫。鎮守府将軍・平良持(よしもち)あるいは平良将(よしまさ)と伝えられます。「尊卑分...
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藤原秀郷:平将門を討ち取り、大百足退治と百目鬼退治の伝説で知られる武人

略歴 下野国の武人 生年:生没年不詳。 平安時代中期の下野(しもつけ)(栃木県)の豪族です。父は下野大掾村雄、母は下野掾鹿島の娘、藤原北家魚名の子孫とされます。 相模国田原を領有したことから、俵藤太(たわらとうた)...
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オオクニヌシとオオクニヌシを主祭神としている神社

オオクニヌシノミコト 日本神話の神。大国主神の信仰は出雲大社を中心に、縁結びの神として広まっている。「日本書紀」では、農業・畜産を興して医療・禁厭(まじない)の法を定めたとされる。「播磨国風土記」などでは農業神ともされている。 ...
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藤原(花山院)師賢(もろかた)と、小御門神社の歴史と見どころ紹介(千葉県成田市)後醍醐天皇の側近を祀った神社

小御門神社(こみかどじんじゃ) 成田駅から香取神社方面へ走ったところにある。利根川からも少し距離がある。鎌倉末期にはうら寂しいところだっただろう。なぜこんなところに…、という場所に鎮座する。 訪れた場所 千葉県の訪れた...
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ウカノミタマ(稲荷信仰)とウカノミタマを主祭神としている神社

ウカノミタマ 日本神話の神。ウカノミタマは表記が古事記と日本書紀とで異なる。 「古事記」宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)「日本書紀」倉稲魂命(ウカノミタマノミコト) 食物の神様で、「ウカ」は穀物・食物を意味する。穀物...
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スサノオ(三貴子)とスサノオを主祭神としている神社

スサノオノミコト 日本神話の神。アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三柱は、イザナギが自らの生んだ神の中で最も貴いとしたところから三貴子と呼ばれる。三貴神とも呼ばれる。 スサノオは表記が様々。「古事記」では建速須佐之男命(たけはや...
寺社

源経基と六孫王神社の歴史と見どころ紹介(京都府京都市)清和源氏発祥の宮

訪れた場所 京都府の訪れた史跡・遺跡・寺社 六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ) 羅城門を見て、東寺の左側(西側)の道を歩きながら、京都駅へ戻る途中で立ち寄った。 電車の高架が近くにあり、趣も何もない感じ...
寺社

【式内社】玉崎神社の歴史と見どころ紹介(千葉県旭市)飯岡助五郎と天保水滸伝に縁のある下総国二之宮

日本武尊ゆかりの神社 景行天皇40年の創建。日本武尊の東征の際、相模から上総に苦労して渡り(蘇我比咩神社(そがひめじんじゃ))、南へ下り、葦浦(鴨川市吉浦)を経由して玉の浦(九十九里浜)にやってきた 訪れた場所 千葉県...
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立花宗茂:秀吉から忠義も剛勇も鎮西一と称えられた武将

立花宗茂(たちばな・むねしげ)略歴 永禄11年(1568)~寛永19年(1642)。74才。安土桃山時代から江戸時代前期の大名。 初名は宗虎、その後、統虎、鎮虎、正成、俊正、経正。剃髪後、立斎と号した。 筑前岩屋城主・高...
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高橋紹運:雷神・立花道雪と並んで風神と称された武将

高橋紹運(たかはし・じょううん)略歴 天文17年(1548)~天正14年(1586)。39歳。戦国時代の武将。 名は鎮種(しげたね)。通称は孫七郎、官途は主膳正。入道して紹運。三河守。大友氏の年寄・吉弘鑑理(よしひろ・あきただ...
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立花道雪:鬼道雪と呼ばれた大友家の軍神

立花道雪(たちばな・どうせつ)略歴 永正13年(1516)~天正13年(1585)。70歳。戦国時代の武将。 立花道雪で知られるが、生涯で立花姓を使ったことはない。戸次鑑連(べっき・あきつら)。幼名は八幡丸。号は道雪。戸次親家...
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西郷従道:「小西郷」と呼ばれた西郷隆盛の実弟

幼名を竜助。本名は隆興(たかおき)、通称は信吾。西郷隆盛の15歳年下の弟。兄・西郷隆盛の「大西郷」に対し、「小西郷」と呼ばれた。従兄弟に大山巌がいる。海軍大臣として海軍部内をまとめ、元帥となった。
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大山巌:日本陸軍元帥、西郷隆盛の従弟

陸軍軍人・元帥・陸軍大将。公爵。鹿児島県生。西郷家は父の実家であり、西郷隆盛、西郷従道は従兄弟。西郷隆盛に弟同様に可愛がられた。長州藩出身者が陸軍首脳部を占めていたなかで、長州の山県有朋とともに陸軍を2分する。

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