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乾徳寺(けんとくじ)と馬頭の静神社(武茂城跡)の参詣記-歴史と見どころ紹介(栃木県那珂川町)花の寺

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乾徳寺入り口

山門は安土・桃山時代の様式を取り入れた千鳥破風造りで、400年前武茂家屋敷の表門としてあったものを菩提寺へ寄贈されました。

門の両側に武茂家の家紋が刻まれており、棟札に安永元年霜月改修されたと記され、県の文化財になっています。

那珂川町馬頭広重美術館の裏手にあり、寺は武茂城と一体になっています。

馬頭町 禅の寺 乾徳寺 けんとくじ
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乾徳寺(けんとくじ)のれw

武茂城は東西600メートル南北290メートルで、正応・応仁の頃(1288~1299)に武茂泰宗(宇都宮氏分家)が現在の城跡の南西麗の「古館」の地に築いたのが始まりといわれています。

本城跡は東西に接近する二つの尾根にあり、その山間低地に武茂家の菩提寺・乾徳寺があります。

この寺を境として、西側に本丸・二の丸・三の丸などの生活の地域、東側は守りの地域となっていました。

宗派:曹洞宗
本尊:釈迦如来

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乾徳寺の見どころ

那珂川町にある曹洞宗のお寺。龍澤山・乾徳寺。四季折々の花が楽しめる花の寺です。

武茂三十三観音霊場であることを示す看板があります。

乾徳寺境内風景

八溝七福神の旗。乾徳寺は福禄寿。

乾徳寺境内風景
乾徳寺境内風景
乾徳寺境内風景
乾徳寺境内風景

山門

乾徳寺の山門
乾徳寺

寺の入り口付近

乾徳寺入り口

八溝七福神の案内板

乾徳寺案内図

住所&地図

住所 : 栃木県那須郡那珂川町馬頭114
電話 : TEL 0287-92-2247

馬頭の静神社(武茂城跡)

静神社鳥居

城址に建つ神社

静神社(しずじんじゃ)は、大同年間(806~809)誉田別命を祭神として、字若宮に祀られています。

江戸時代の元禄年中(1688~1703)に徳川光圀公の命によって、上郷地の山腹に遷座されました。

手力男命を併祀して静神社と称します。近くの馬頭院も徳川光圀公ゆかりの寺です。

武茂城跡石碑

明治6年に村社となり、同33年に武茂城跡のこの地に奉遷されました。武茂城の城主・武茂泰宗の像がそばにあります。

静神社社殿

那珂川町馬頭広重美術館の裏手にあり、乾徳寺と一体になっています。

祭神:誉田別命、手力男命

近くには式内社の健部山神社(たけぶさん)が鎮座しています。ヤマトタケル由来の神社。

地図

住所 : 栃木県那須郡那珂川町馬頭2576

武茂城城主像

武茂泰宗像

下野・武茂城の城主・武茂泰宗の像です。

武茂氏は宇都宮城主宇都宮景綱の三男・泰宗が武茂郷を領して武茂氏を称したことに始まります。

那珂川町馬頭広重美術館の裏にひっそりとたてられています。

地図