覚書/感想/コメント
宮城谷昌光氏による中国の春秋時代に活躍した名臣に関する人物エッセイです。
エッセイというと気軽に読めるものというイメージがありましたが、気軽に読むには中身が濃すぎます。古代中国の知識も乏しいため、読み進めるのが大変でした…。
取り上げられている人物の何人かは小説化されていますので、小説が好きな方は、小説を読むのが良いと思います。
本書で取り上げられているのは下記の通りです。
- 衛の石碏(せきさく)
- 鄭の祭足(祭仲)
- 斉の管夷吾(管仲)
- 晋の士蔿(しい) 子輿(しよ)
- 秦の百里奚(五羖大夫)
- 魯の臧孫達(ぞうそんたつ)臧哀伯(ぞうあいはく)
- 魯の臧孫辰(ぞうそんしん)臧文仲(ぞうぶんちゅう)
- 晋の狐偃(こえん) 子犯(しはん)
- 晋の郤缺(げきけつ)郤成子(げきせいし)
- 楚の蔿艾猟(いがいりょう)孫叔敖(そんしゅくごう)
- 楚と晋の屈巫(くつふ) (巫臣・子霊)
- 晋の祁奚(きけい)
- 晋の師曠(しこう)(子野)
- 鄭の国僑(こっきょう)(子産・子美)
- 宋の楽喜(がくき)(子罕)(しかん)
- 斉の晏嬰(あんえい)(晏子・晏平仲)
- 呉の季札(きさつ)(延稜の季子)
- 衛の蘧瑗(きょえん)(蘧伯玉)
- 呉の伍子胥
- 孫武(孫子)