
灰原薬「応天の門」第11巻の読書備忘録(要約と紹介と感想と)
灰原薬氏による「応天の門」の第11巻です。
この巻の前半は伴善男が関わってきます。この登場するのが源能有です。文徳天皇の皇子です。
そして後半は道真本人が殺人事件の容疑者になってしまいます。事件は12巻に続きます。
本書...
平将門の乱は、藤原純友の反乱と合わせて「承平天慶の乱」と称される。平将門の乱は、藤原純友の反乱の時期的に近く、伝説として平将門と藤原純友が比叡山で共同謀議して起こしたものだと言われてきている。真実は不明だが、本書は共同謀議説を採用していない。