ゆうきまさみ「新九郎、奔る!」(第14集)の感想とあらすじは?
伊勢宗瑞(伊勢新九郎盛時)を主人公としたゆうきまさみ氏による室町大河マンガの第14巻です。 今回の舞台は文明15年(1483年)〜文明18年(1486年)です。舞台は京都です。 「都鄙和睦(とひわぼく)」が成立し、関東でようやく乱が収まりま...
脚本「忍ぶの城」を小説化したのが「のぼうの城」である。舞台は秀吉の北条氏討伐で唯一落ちなかった忍城(おしじょう)の攻城戦。この忍城の攻防戦自体がかなり面白い。十倍を超える敵を相手に一月以上も籠城を重ね、ついに落ちなかった。
豊臣秀吉の小田原征伐の時に、最後まで落ちなかった忍城(おしじょう)攻防戦を描いた作品。石田三成が水攻めをして失敗したことで有名となった城である。とても面白い題材で、忍城を一度見に行ってみたい気にさせられた。
城を巡る人物模様を記した本であり、築城史ではない。各城に関しては別題があり、それに即した内容が書かれている。近世の城で実際に戦闘を体験しているのは、大阪城、熊本城、会津若松城、五稜郭しかないが、いずれも力攻めでは落ちなかった。そういう意味で、いずれも難攻不落の名城なのだ。