平川陽一「「時代小説」を読むキーワード」の感想は?

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キーワード別の、雑学的な入門書。

時代小説に慣れ親しんでいる人ならば、気にも留めない言葉が多いですが、慣れ親しんでいない人はこれを片手に時代小説を読めば、一助になると思います。

逆に、かなりの数を読み進めている人には、物足りない内容だと思います。

持っていて損はない一冊ですが、時代小説に慣れ親しんでいる人は、恐らく読み返すことはないのではないのではないでしょうか。

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本書について

平川陽一
「時代小説」を読むキーワード
PHP文庫 約300頁
用語集

目次

第一章 宵越しの金は持たない? 暮らしの巻
第二章 鐘は上野か浅草か 市中の巻
第三章 伊勢参り 大神宮にもちょっと寄り 遊びと旅の巻
第四章 これにて一件落着! 取締りと裁きの巻
第五章 殿中でござる! 武家社会の巻
第六章 いざ、出陣! 合戦と城の巻
第七章 これはおすすめ! 時代小説の名作

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