
高埜利彦「天下泰平の時代」(シリーズ日本近世史③)を読んだ感想とあらすじ
覚書/感想/コメント
本書の対象は17世紀半ばから18世紀半ば過ぎまでの江戸時代です。
将軍で言えば、第四代将軍徳川家綱から第十代将軍徳川家治が統治した130年余りです。
ちょうど政治的に安定した時期でした。
本書...
料理を題材にした典型的な人情ものである。登場人物の設定や話の展開などベタなのだが、それでも面白い。面白いのだが、惜しむらくはもう少し文章力が...。
第三十四回吉川英治文学賞受賞。己の生まれ育った土地、己を育ててくれた人、家族、そうしたものを守るということに異を唱えることはないだろう。それを脅かそうとする者に対して、手向かって何が悪かろう?