
平岩弓枝の「平安妖異伝 第1巻」を読んだ感想とあらすじ
西域の血が混じった不思議な少年・秦真比呂と藤原道長が、平安時代を舞台に起きる様々な怪異に挑みます。
題名の「しゃばけ」は「娑婆気」から。俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心(国語大辞典「言泉」小学館より)ということである。人気シリーズの第一作
第二十五回泉鏡花文学賞受賞作品。伝奇や幻想話というのは好きであるが、怪談やホラーというのは苦手である。だから積極的に読む気がしない。映画などに至っては見る気すらない。