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幽玄怪奇小説

作家は行

平岩弓枝の「平安妖異伝 第1巻」を読んだ感想とあらすじ

西域の血が混じった不思議な少年・秦真比呂と藤原道長が、平安時代を舞台に起きる様々な怪異に挑みます。
作家か行

菊地秀行の「幽剣抄 第1巻」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント摩訶不思議なこの世のものとは別の「何か」を主題において書かれている短編集。九つからなる短編集であるが、五つの短編と、間をつなぐ四つの掌編小説からなっていると考えた方がいいかもしれない。ホラーというよりは幽玄な世界観を見せ...
作家ま行

宮部みゆきの「あかんべえ」を読んだ感想とあらすじ

五人のお化けと、一人の女の子をめぐるファンタジー・ホラー小説。前半はともかくとして、最後の四分の一はさすがに宮部みゆきである。物語が終わるのかと思いきや、もう一発のおまけを用意しているのは心憎い演出だ。
作家は行

畠中恵の「しゃばけ 第2巻 ぬしさまへ」を読んだ感想とあらすじ

シリーズ第二弾。短編集。今日も元気に若旦那は寝込んでいます♪「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「四布の布団」では若旦那こと一太郎の推理が冴える。
作家や・ら・わ行

夢枕獏「陰陽師」第1巻」の感想とあらすじは?

ドロドロしたオカルトチックな印象はないが、不可思議な世界感の作品である。それに、闇が舞台になっていることが多いわりには、ホラーっぽくない。静かで優雅な感じすらする。
作家あ行

宇月原晴明の「聚楽 太閤の錬金窟」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント日本の伝奇小説の系譜に、西洋のカルトを注ぎ込んだ作品。題名からは「豊臣秀吉の錬金窟」と読めてしまうが、この錬金窟の真の主は豊臣秀次、秀吉の甥であって、殺生関白といわれた人物である。秀吉が出世すると国中から金銀が沸きかえる...
作家は行

畠中恵の「しゃばけ」第1巻を読んだ感想とあらすじ

題名の「しゃばけ」は「娑婆気」から。俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心(国語大辞典「言泉」小学館より)ということである。人気シリーズの第一作

作家ま行

皆川博子の「妖櫻記」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント応仁の乱直前の室町時代を舞台にした伝奇小説。登場人物の行動や思考にチャチャを入れたり、説明のために、外来語をためらいもなく使用する点は、読み聴かすことに力を入れている講談と似ている感じがしないでもない。その一方で、幻妖で...
作家た行

田中芳樹「纐纈城綺譚」の感想とあらすじは?

「後記」で語られているが、作者は高校時代に読んだ「宇治拾遺物語」の中に、「慈覚大師、纐纈城に入り給ふ事」という作品が心に残り、慈覚大師(円仁)が脱出したあとの纐纈城はどうなったのかが気になっていたようだ。
お気に入り

京極夏彦の「嗤う伊右衛門」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)(面白い!)

第二十五回泉鏡花文学賞受賞作品。伝奇や幻想話というのは好きであるが、怪談やホラーというのは苦手である。だから積極的に読む気がしない。映画などに至っては見る気すらない。

作家あ行

浅田次郎の「憑神」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

幕末も幕末。大政奉還が行われた前後を舞台にしている。主人公別所彦四郎の昔らからの知り合いとして榎本釜次郎が登場する。この榎本釜次郎とは榎本武揚のことである。
作家ま行

宮部みゆき「かまいたち」の感想とあらすじは?

出版と前後するのだが、書かれた時期はデビュー当初であり、第二作目として捉えて良い作品集。表題の「かまいたち」はおようの視点から犯人を捜すミステリー風の作品である。
作家ま行

宮部みゆき「本所深川ふしぎ草紙」の感想とあらすじは?

時代小説・歴史小説ファンには何故宮部みゆき?と思うかも知れない。意外かも知れないが、ミステリーで有名な宮部みゆきはデビュー当初から時代ミステリーを書いている。
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