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安井金比羅宮の参詣記-歴史や見どころは?(京都府京都市)悪縁を切り、良縁を結ぶ

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この日は、建仁寺の参拝を終え、裏道から近くの安井金毘羅宮へ向かいました。

表通りは八坂神社のある東大路通りです。

「縁切り縁結び碑(いし)」で有名です。断叶の碑とも言うようです。本殿手前にあります。

悪縁を切るため、願いを書いたお札を「縁切り縁結び碑(いし)」 に張り付け、下の穴をくぐって願掛けをします。

前からくぐれば縁切り、後ろからくぐれば縁結び、と言われます。穴を往復すると、悪縁を切って良縁に恵まれるそうです。

安井金比羅宮
京都市東山区。悪縁を切り、良縁を結ぶ神社。由緒、年中行事の案内。

御祈願の方法は、まずご本殿にご参拝下さい。次に「形代」に切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書き、「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐります。これでまず悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結びます。そして最後に「形代」を碑に貼って下さい。

https://www.yasui-konpiragu.or.jp/stone/

当社は「安井のこんぴらさん」や「縁切り神社」で知られています。

女性にとても人気のある神社で、参拝客のほとんどが女性でした。

当然「縁切り縁結び碑」のところでは行列で大渋滞です。

主祭神に崇徳天皇と源頼政がいるのが特徴的です。

崇徳天皇は菅原道真、平将門と並んで日本三大怨霊としても知られます。

一方で、源頼政は鵺(ぬえ)退治の伝説で知られます。

一方は怨霊、一方は悪霊退治。相対する逸話をもつものが祭神として祀られている不可思議な神社です。

源頼政の墓は平等院にあります。

宿泊旅行なら旅行サイトを利用するのが良いと思います。下記をご参考になさってください。
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安井金比羅宮の歴史

安井金比羅宮は、もともと寺として始まりました。

明治維新の廃仏毀釈で蓮華光院は大覚寺に吸収され廃絶、宮社だけが残りました。

廃仏毀釈については安丸良夫「神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈―」に詳しいです。

第38代天智天皇(てんちてんのう)の御代(668~671年)に藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が一堂を創建し、紫色の藤を植え藤寺と号して、家門の隆昌と子孫の長久を祈ったことに始まります。

第75代崇徳天皇(すとくてんのう) (在位1123~1141年)は特にこの藤を好まれ、久安2年(1146年)に堂塔を修造して、寵妃である阿波内侍(あわのないし)を住まわされました。

崇徳上皇が保元の乱(1156年)に敗れて讃岐(現、香川県)で崩御された時に、阿波内侍は上皇より賜った自筆の御尊影を寺中の観音堂にお祀りされました。

治承元年(1177年)、大円法師(だいえんほうし)が御堂にお籠りされた時に、崇徳上皇がお姿を現わされ往時の盛況をお示しになられました。このことは直ちに後白河法皇(ごしらかわほうおう)に奏上され、法皇のご命令により建立された光明院観勝寺が当宮の起こりといわれています。

光明院観勝寺は応仁の乱(1467~1477年)の兵火により荒廃しましたが、元禄8年(1695年)に太秦安井(京都市右京区)にあった蓮華光院が当地に移建され、その鎮守として崇徳天皇に加えて、讃岐の金刀比羅宮より勧請した大物主神と、源頼政公を祀ったことから「安井の金比羅さん」の名で知られるようになりました。

明治維新の後、蓮華光院を廃して「安井神社」と改称し、更に「安井金比羅宮」と改め現在に至っています。

https://www.yasui-konpiragu.or.jp/about/

建仁寺から裏道を通ってくると、こちらの鳥居に出会います。

御利益

奥が本殿になるので、拝殿に相当するのでしょうか?

悪縁を切りたいなら、碑をくぐる前に、こちらでキチンと参拝しないと意味がありません。

なぜなら、碑はご神体ではないからです。

あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶ
主祭神の崇徳天皇は、讃岐の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切って参籠(おこもり)されたことから、当宮は古来より断ち物の祈願所として信仰されてきました。

また、戦によって心ならずも寵妃阿波内侍とお別れにならざるを得なかった崇徳上皇は、人々が御自身のような悲しい境遇にあわぬよう、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切って下さいます。男女の縁はもちろん、病気、酒、煙草、賭事など、全ての悪縁を切っていただいて、良縁に結ばれて下さい。

良縁に結ばれたご夫婦やカップルがお参りされても縁が切れることはありません。更にお二人がより深くより強く結ばれる御利益をいただけますのでご安心を。

海上安全
崇徳天皇とご一緒にお祀りしています大物主神は、古くから道開きの神様として信仰されています。

特に讃岐(香川県)の金刀比羅宮は海上交通の守り神とされてきました。当宮は京都市内唯一の金比羅さんとして、釣り人やマリンスポーツを楽しまれる方の信仰を集めています。

交通安全
海上安全と同じく、大物主神のお力によるご利益です。

現代社会では、ご自分が原因でなくても、いつ事故に巻き込まれるか分かりません。自動車、バイク、鉄道、その他あらゆる交通に関わる災難からお守りいただく御神徳です。

https://www.yasui-konpiragu.or.jp/about/
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安井金比羅宮の見どころ

本殿。

摂社・末社など

厳島社、三玉稲荷社、三社

若干、大事にされてないがします。

寂れた感じがしているのが残念です。

これだけ参拝客が来るのですから、境内社は大事にしたほうがいいと思います。

安井天満宮

久志塚(櫛塚)

古くなったり傷んだりした櫛や簪を、境内北側の櫛塚(久志塚)で感謝を込めて供養します。

そのため、美容室関係者の参拝も多いようです。

八大力尊社

八大力尊(はちだいりきそん)は蓮華光院の御堂の柱を支えた8つの力石だったとされます。

安井金毘羅宮の概要

項目内容
創建元禄8年(1695年)
主祭神崇徳天皇、大物主神、源頼政
社格等古代社格制度
中世社格制度
近代社格制度郷社
現代の制度
その他例祭 10月1日 – 10月10日
備考

別名:光明院観勝寺
主な神事 秋季金比羅大祭(例祭)

住所と地図

所在地: 〒605-0823 京都府京都市東山区 松原上ル 下弁天町 70 東大路通り
電話: 075-561-5127