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日本史

作家や・ら・わ行

山本博文ほかの「山本博文教授の江戸学講座」を読んだ感想

時代小説も書いている逢坂剛、宮部みゆきの二人が生徒となり、東京大学史料編纂所の山本博文教授にいろいろ質問するというスタイルを取っている。
作家ま行

牧秀彦の「剣豪全史」を読んだ感想

筆者は剣豪を、次のように区分して分類している。第一世代(室町時代)剣術流派のパイオニアとなることで、組織化を実現。第二世代(戦国時代)個人として、権力者(足利将軍、戦国大名)と結びつく。第三世代(江戸時代初期)流派として、権力者(徳川将軍、大名)と結びつく。

作家ま行

牧秀彦の「剣豪-その流派と名刀」を読んだ感想

時代小説を読むと様々な剣術の流派や刀が登場する。一流派・一名工毎に、見開きで完結する内容となっているので、事典代わりに読まれると良いと思う。

作家や・ら・わ行

山田順子「時代考証-おもしろ事典-TV時代劇を100倍楽しく観る方法」の感想は?

面白い話が各所に散りばめられています。興味を惹いたものをいくつか紹介します。 武田信玄の肖像画。有名なのは高野山成慶院(和歌山県)の所蔵しているもので国の姉弟重要文化財になっているものです。 ですが、この肖像画は、太刀の飾り金具の紋が武田の...
作家あ行

江戸文化歴史検定協会編「大江戸見聞録(初級)」の感想は?

テキストとなっていますが、読物としても十分に面白い一冊です。 また、幅広く江戸のいろんなことを扱っており、わかりやすい内容となっています。 メインとなるのは其之壱 日本橋にて、其之弐 山の手にて、其之参 中村座にて、其之四 隅田川にて、其之...
作家た行

田中優子の「江戸を歩く」の感想と内容は?

覚書/感想/コメント 本書は千住小塚原回向院という刑場に始まり、鈴ヶ森の刑場で終わっています。 この手のものは通常、古地図との比較がなされるのが一般的でしょうが、古地図は一切出てきません。 唯一例外的なのが、浮世絵が数枚使われている程度で、...
作家さ行

笹間良彦「絵で見て納得!時代劇のウソ・ホント」の感想は?

右ページが解説、左ページが図解となっており、とても読みやすいです。 内容もとても面白く、時代小説・歴史小説ファンなら、是非持っておきたい一冊。 内容は詳細な目次によってとても分かりやすくなっています。以下に目次を掲載しておきますので、ご参考...
作家あ行

石川英輔「大江戸えころじー事情」の感想は?

人間は、物がなければないなりに知恵を働かせて暮らすことができるんだなぁということを実感させてくれます。 石油エネルギーを主体として、様々な物質的恩恵を受けている現代と異なって、石油エネルギーがなかった江戸時代は、太陽エネルギーを主体とした生...
作家あ行

小川恭一「江戸の旗本事典」の感想は?

面白いという理由での評価ではありません。 とにかく、凄い本です。時代小説ファンなら、持っておきましょう。 皆さんは旗本と御家人の区別がつきますか? 家禄の違いで、例えば二百俵以上であれば旗本で、それ未満なら御家人と思っている人、本書を読んで...
作家さ行

重松一義「江戸の犯罪白書」の感想は?

第三章の警察能力から見た江戸の町は興味深いです。 町奉行をはじめとして、火付盗賊改方、八州廻りの解説がなされています。 それぞれにどう違うのかが解説されており、この解説はかなり面白いです。 町奉行の同心や岡っ引きを主人公にした小説は数多くあ...
作家は行

平川陽一「「時代小説」を読むキーワード」の感想は?

キーワード別の、雑学的な入門書。 時代小説に慣れ親しんでいる人ならば、気にも留めない言葉が多いですが、慣れ親しんでいない人はこれを片手に時代小説を読めば、一助になると思います。 逆に、かなりの数を読み進めている人には、物足りない内容だと思い...