光丸山法輪寺の参詣記-歴史と見どころ紹介(栃木県大田原市)西行桜のある寺に咲く西行桜は見事!

この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

西行桜があるということで訪れました。

車で行かれるのをおススメします。約50台分の駐車場があります。無料です。

公共交通機関ですと、JR東北本線「西那須野」駅から関東自動車バス(西那須野-馬頭線)で32分、「佐良土」バス停下車になります。

栃木県大田原市 | 天台宗 | 大天狗面 | 勅額門 | 西行桜 | 光丸山法輪寺 | 八溝県立自然公園
栃木県大田原市の光丸山法輪寺は、およそ1000年前に慈覚大師の開基と伝えられる由緒あるお寺で、初院・中の院・奥の院の三院と大日堂(光丸山)からなります。広場右手には樹齢800年といわれる西行桜(市指定文化財)や勅額門(市指定文化財)大天狗面...
宿泊旅行なら旅行サイトを利用するのが良いと思います。下記をご参考になさってください。

光丸山法輪寺の歴史

光丸山法輪寺入り口

およそ1000年前に、慈覚大師の開基と伝えられる由緒あるお寺です。

慈覚大師円仁が開山、再興したと伝えられる寺は、関東に209寺、東北に331寺余あるとされます。有名なのが、瀧泉寺(目黒不動)、山形市の立石寺、松島の瑞巌寺、平泉中尊寺、浅草の浅草寺

初院・中の院・奥の院の三院と大日堂(光丸山)からなります。

光丸山法輪寺の見どころ

西行桜(市指定文化財)や勅額門(市指定文化財)など数多くの文化財を所有しています。

その中の一つ、大天狗面は、高さは2.14メートル、幅1.5メートル、鼻の高さ1.3メートル、重さ1トンで木製の天狗面では日本一といわれています。

光丸山法輪寺の西行桜

また、このお寺は鳥居のあるお寺としても知られます。

光丸山法輪寺の一の鳥居

光丸山大縁日:毎年11月行われ、なかでも11月3日は、本祭といって神輿の渡御が佐良土(さらど)の宿内をねり歩くもようが一番の見どころです。

この祭礼は、神仏習俗の名残を今にとどめている貴重な祭礼で、今でも多くの信仰を集めています。

宗派:天台宗
本尊:大日如来

八溝七福神の大黒天を祀っています。

光丸山法輪寺参道
光丸山法輪寺

光丸山法輪寺の西行桜

桜はタイミングなので、なかなか桜の時期に訪問することができませんでした。

ようやくお目にかかれた西行桜。

満開!天気も良く、絶好の花見日和でした。

水芭蕉も咲いていました。

「盛りには などか若葉は今とても 心ひかるる糸桜かな」

西行の1回目の奥州行脚の際に同寺を訪れ詠んだ歌です。

保延年間とされますが、保延6年(1140年)23歳で出家したとされますので、出家早々となります。

また、天養元年(1144年)頃が1回目の奥州行脚とされるので、時期が合いません…。

地図

住所 : 栃木県大田原市佐良土1401

タイトルとURLをコピーしました