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松平定信

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藤沢周平の「闇の傀儡師」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

八嶽党という謎の徒党を巡る伝奇小説。八嶽党とは寛永のむかしに自裁した駿河大納言忠長の一族であるという。ことあるごとに徳川将軍家の座を狙ってきた謎の徒党である。
作家あ行

池波正太郎「剣客商売 第16巻 浮沈」の感想とあらすじは?

シリーズ第十六弾。最終巻。 長編とはなっていませんが、一話完結の短編集ではなく、それぞれが繋がっているため、ここでは長編として扱います。 さて、本書では新たな夫婦が誕生します。お馴染みの登場人物ですが、果たして誰なのかは本書でご確認ください...
作家あ行

池波正太郎「剣客商売 第15巻 二十番斬り」の感想とあらすじは?

シリーズ第十五弾。 短編"おたま"では、かつての剣豪が年をとり、昔日の面影をとどめない姿をさらけ出しています。 小兵衛とは対照的ですが、その分だけに寂寥感の漂う作品です。 "二十番斬り"の物語の最後では田沼意次の長男である田沼意知が斬りつけ...
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池波正太郎「剣客商売 第10巻 春の嵐」の感想とあらすじは?

シリーズ第十弾。シリーズ初の長編。 今回は大治郎が窮地に立たされます。 大治郎自身に嫌疑が及んでいるため、大治郎が先頭になって犯人捜しに出ることは出来ません。 そのところがまどろっこしい大治郎であるが、父・小兵衛に任せるしかありません。 し...
作家あ行

池波正太郎「鬼平犯科帳 第12巻」の感想とあらすじは?

本書で最も面白いのが、"密偵たちの宴"であろう。それぞれに元本格の盗賊でありながら、火盗改方の密偵として働いている彼らの血が騒いでしまったからしょうがない。

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池波正太郎「鬼平犯科帳 第1巻」の感想とあらすじは?

記念すべき「鬼平犯科帳」の第一巻である。時代は、田沼時代が過ぎ去り、松平定信が老中の時代。本書で、今後しばらくの密偵の中心となる、相模の彦十と小房の粂八が登場する。二人ともまだ本格的に密偵としての活動はしていないのだが...。

作家さ行

佐藤雅美「田沼意次-主殿の税」の感想とあらすじは?

宝暦十年(一七六〇年)頃からの、およそ四半世紀を一般に田沼時代といいます。 収賄政治の権化と見られる田沼意次ですが、その発想するところは、かなりの先見の明の持ち主であったことが分かる内容となっています。 幕府が弱体化するのは、金を唸るほど持...