記事内に広告が含まれています。

北原亞以子

北原亞以子の紹介と作品・著書

略歴

(1938 – 2013)
北原亞以子。作家。東京新橋生まれ。県立千葉第二高校卒業。
1969年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作。「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞。
1989年「深川澪通り木戸番小屋」で第17回泉鏡花文学賞
1993年「恋忘れ草」で第109回直木三十五賞
1997年「江戸風狂伝」で第36回女流文学賞。
2005年「夜の明けるまで」で第39回吉川英治文学賞
他に人気シリーズとして「慶次郎縁側日記」シリーズがある。

紹介している小説

作家か行

北原亞以子の「深川澪通り木戸番小屋 第4巻 夜の明けるまで」を読んだ感想とあらすじ

本作では、すべての短編が女性が主人公となっている。もちろん、この主人公に絡んで、笑兵衛とお捨の夫婦が登場するのだが、しつこく絡むというのではない。ほどよい距離を置いて接するのだ。これは、今までのこのシリーズ通りである。
作家か行

北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋 第3巻 新地橋」の感想とあらすじは?

シリーズ第三弾目。 今回は、「鬼の霍乱」でお捨が病に倒れてしまいます。 快復したあとは、お捨のころがるような笑い声が響くのですが、その間の笑兵衛の心境がおかしくも、悲しいのです。 そして、お捨が倒れたと知ったときの周りの人間の温かさがしみま...
作家か行

北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋 第2巻 深川澪通り燈ともし頃」の感想とあらすじは?

深川澪通り木戸番小屋の第二弾で、中編が二編。 第一話の話の流れで、第二話が構成されています。第二話では、その後の政吉が簡潔に描かれています。 第一話で、今後どうなるのかと思いきや、第二話にうまく絡めています。 前作同様、笑兵衛、お捨ての木戸...
作家か行

北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋 第1巻」の感想とあらすじは?

ころころと笑うお捨てと、寡黙な笑兵衛の木戸番夫婦が織りなす市井もの。普通の庶民の抱える悩みや問題に耳を傾ける木戸番の夫婦。悩みや問題を解決するわけではないのだが、相談者が自分で解決する一助にはなっている。
お気に入り

北原亞以子「恋忘れ草」の感想とあらすじは?

直木賞授賞の記者会見で、「江戸のキャリアウーマンを書いたのです」と語っている通り、恋忘れ草の主人公は皆女性で、それぞれが手に職をもっている。
シェアする
Lounge Cafeをフォローする