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勝海舟

作家な行

西村京太郎「天下を狙う」の感想とあらすじは?

十津川警部シリーズに代表されるミステリー作家の西村京太郎氏による時代小説の短編集です。西村京太郎氏は「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞を受賞した直後の1965年から1967年にかけて時代小説の短編を発表しています。本書はその時の短編をまとめた短編...
歴史上の人物

勝海舟とは?江戸城無血開城に尽力した幕末幕臣、坂本竜馬の師匠

勝海舟は江戸幕末から明治時代の武士、政治家。江戸生まれ。文政6年(1823)1月30日-明治32年(1899)1月19日死去。77歳。旗本小普請組・勝左衛門太郎(勝惟寅(これとら)、勝小吉)の長男。勝左衛門太郎は自伝「夢酔独言」で知られる。勝家は石高41石余の貧乏旗本だった。勝家は、勝左衛門太郎が婿養子になる形で同家の旗本株を買ったもの。勝左衛門太郎の生家である旗本男谷(おたに)家も、祖父・男谷検校(けんぎょう)が、金貸しを営んでいた小吉の勝左衛門太郎の父のために買ったもの。従兄に剣術家の男谷信友(精一郎)。男谷信友とは血縁上は又従兄で、信友が海舟の伯父に当たる男谷思孝(彦四郎)の婿養子に入ったことから系図上は従兄になる。

史跡・遺跡

多摩川浅間神社の参詣記-歴史と見どころ紹介(東京都大田区)

源頼朝が豊島郡滝野川松崎に出陣した時、夫の身を案じた北条政子が後を追って多摩川まで来ました。その時わらじの傷が痛んだため、この地で傷の治療をすることにして逗留した際に亀甲山(かめのこやま)へ登ってみると富士山が鮮やかに見えたと言われます。
史跡・遺跡

赤坂・勝海舟邸跡の訪問記-歴史と見どころ紹介(東京都港区)

勝海舟はたびたび引っ越しをしましたので、赤坂に3か所の勝海舟邸宅跡があります。3か所のうち、2か所だけ見ることができます。1か所は碑が立っておりませんので、見ることができません。紹介している2か所へは千代田線の赤坂駅から見に行くのが近いと思...
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子母澤寛「勝海舟 明治新政」第6巻の感想とあらすじは?

最終巻では明治新政となり、徳川家が駿河七十万石に押し込められ、えらい苦労をする所が描かれている。この前には上野での彰義隊や、榎本武揚ら海軍の脱走などが描かれている。
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子母澤寛「勝海舟 江戸開城」第5巻の感想とあらすじは?

第五巻は、文字通り江戸開城に至までの緊迫した期間を描いている。ひたひたと迫ってくる官軍に対して、勝麟太郎、大久保一翁は江戸を戦火から守るためにどうすればいいのかと智恵を絞る。
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子母澤寛「勝海舟 大政奉還」第4巻の感想とあらすじは?

第四巻は薩長同盟がなってから、大政奉還、鳥羽伏見の戦いを経た所辺りまでが舞台となっている。十五代将軍徳川慶喜が、戦わずして大坂から逃げ帰り、小栗上野介らの主戦論者を廃して、勝麟太郎や大久保一翁といった能吏たちに事後処理を任せる時期である。
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子母澤寛「勝海舟 長州征伐」第3巻の感想とあらすじは?

第三巻では幕末期の最も混乱した京が中心となる。麟太郎も江戸と大坂・京と忙しく行き来をする。神戸には海軍操練所と海軍塾を開き、坂本竜馬を筆頭に海軍養成の施設に力を入れる。だが、時代がそれに傾注させてくれない。
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子母澤寛「勝海舟 咸臨丸渡米」第2巻の感想とあらすじは?

第二巻では咸臨丸での渡米から、幕末の動乱期を描いている。この巻で登場するのが坂本竜馬である。海軍を盛んに説いている勝麟太郎であるが、実は船にはトンと弱い。咸臨丸での渡米中も随分苦しんだらしい。この渡米のときの麟太郎の上司が木村摂津守である。
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子母澤寛「勝海舟 黒船渡来」第1巻の感想とあらすじは?

勝海舟といえば子母澤寛氏であろう。本書は子母澤寛氏の代表作でもあり、勝海舟を書いた決定版ともいえる小説である。文庫で全六冊。勝海舟に限らず、父・小吉のことも描いており、勝父子に関する作品が他にもあるので、あわせて読むことをオススメする。
作家か行

海音寺潮五郎の「さむらいの本懐」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメントごく短い小説「献上の虎」があって、他がそれぞれほぼ等分となっている。「献上の虎」だが、書名を逸しているが、題材があるという。「勝海舟」は約一五〇頁と全体の約半分を占めており、その一生を書いている中編である。『勝を利にさと...
作家か行

海音寺潮五郎の「江戸開城」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント江戸城の明け渡し前後を描いた作品。徳川の代表としての勝海舟と官軍の代表としての西郷隆盛を軸に書かれている。勝海舟については非常に好意的に書かれている。海音寺潮五郎氏が西郷隆盛が大好きなのは知られる所だが、勝海舟という人間...
作家さ行

子母澤寛の「父子鷹」を読んだ感想とあらすじ

勝小吉。本当の名を左衛門太郎惟寅。そして、隠居してからは夢酔と名乗る。幕末において異彩を放った政治家・勝海舟の父親である。本書に関連するものとして「おとこ鷹」「勝海舟」がある。
作家か行

海音寺潮五郎の「武将列伝 江戸篇」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント「真田幸村」といえば、真田十勇士が有名である。古いものには俗書にも見あたらないそうだ。わずかに作者も時代も不明の小説・真田三代記に穴山小助、由利鎌之助、三好新左衛門入道清海、同新兵衛入道為三、筧十蔵の名が見える。このなか...
歴史学雑記

この歴史上人物なら、この作品でしょ

歴史上人物で「この人物なら、この本でしょ」というのを独断と偏見で掲載します。
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