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文政の三蔵

作家さ行

佐伯泰英の「酔いどれ小籐次留書 第6巻 騒乱前夜」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第六弾。水戸藩主斉修にも認められ、評判が高くなった小籐次の行灯。それを水戸藩でつくる指導をするために水戸へ船で向かう。この船で一緒になるのが間宮林蔵。小籐次と会った時は四十三歳。 江戸時代後期の冒険家で、地理学...
作家あ行

逢坂剛の「重蔵始末 第3巻 猿曳遁兵衛」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第三弾。 本書の途中で寛政五年を迎え、松平定信が老中を辞している。 本書は謎解きもあり、サスペンス、ミステリーの要素がふんだんに盛り込まれている。あっというどんでん返しや、意外な人物が犯人だったりと趣向を凝らし...
作家あ行

逢坂剛の「重蔵始末 第2巻 じぶくり伝兵衛」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 題名のじぶくり伝兵衛。「じぶくる」とは、下世話に屁理屈をこねたり、ぐずぐず文句を言ったりすることを指すらしい。 最初の「吉岡佐市の面目」で登場する<葵小僧>は本役の長谷川平蔵組が捕えることになる。 気になるのは長谷川平...
作家あ行

逢坂剛の「重蔵始末 第1巻」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 近藤重蔵。幼時から神童と呼ばれ、後年蝦夷地の探検で名を知られる実在の人物を主人公としている。身の丈六尺近く、御先手与力の中でも際だって体の大きな男。年が明けて二十一という若さである。 重蔵は脇差し、十手のかわりに赤い鞭...
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佐藤雅美「槍持ち佐五平の首」の感想とあらすじは?

実際にあった事件を扱った短編集。 人間は頑固、見栄、強欲、名誉といった、あらゆる煩悩から解放されない生き物なのでしょうが、この短編集に収められた話は、そうした煩悩がもたらす結果が禄なものではないことを如実に物語っており、面白いです。 内容/...
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