
浅田次郎の「輪違屋糸里」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)(面白い!)
覚書/感想/コメント新撰組もの。舞台は江戸時代末期。「壬生義士伝」が男の目線から見た新撰組なら、この「輪違屋糸里」は女の目線から見た新撰組である。しかも、時期が限定されている。まだ壬生浪士組と呼ばれていた時期から、芹沢鴨が暗殺されるまでの時...
第十三回柴田錬三郎賞受賞作品。新選組というものにはあまり興味がなかった。倒幕派か佐幕派かといったら、倒幕派の志士の話の方が好きであった。だが、本書で少し新選組が好きになった。興味が湧いた。