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遠藤周作

遠藤周作の紹介と作品・著書

略歴

(1923-1996)遠藤周作(えんどうしゅうさく)。日本の小説家、批評家、劇作家。東京生まれ。父親の仕事の都合で幼少時代を満洲で過ごした。11歳の時にカトリックの洗礼を受けた。

上智大学入学したが中退し、慶應義塾大学文学部仏文科を卒業。卒業後フランスへ留学。

帰国後は批評家として活動し、1955年に発表した「白い人」で芥川賞を受賞。第三の新人の一人。

町田市玉川学園に転居してからは「狐狸庵山人(こりあんさんじん)」の雅号を名乗った。無類のいたずら好きとしても知られる。

「沈黙」をはじめとする多くの作品は、欧米で翻訳され高い評価を受け、ノーベル文学賞候補にも挙げられた。

  • 1955年「白い人」で第33回芥川賞。
  • 1958年「海と毒薬」で第5回新潮社文学賞、第12回毎日出版文化賞。
  • 1966年「沈黙」で第2回谷崎潤一郎賞。
  • 1971年ローマ法皇庁からシルベストリー勲章。
  • 1978年「イエスの生涯」で国際ダグ・ハマーショルド賞。
  • 1979年「キリストの誕生」で第30回読売文学賞評論・伝記賞。同年、日本芸術院賞。
  • 1980年「侍」で第33回野間文芸賞。
  • 1981年芸術院会員になる。
  • 1988年文化功労者に選出。
  • 1990年アメリカのキャンピオン賞。
  • 1995年文化勲章。

紹介している作品

作家あ行

遠藤周作の「王の挽歌」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 九州を代表する戦国大名の一人、大友宗麟の生涯を描いた小説。大友宗麟はキリシタン大名としても知られ、遠藤周作氏らしい題材ともいえます。 小説は、大友宗麟の内面の葛藤に焦点を当てて進められていきます。心の平安を得るために、...
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