記事内に広告が含まれています。

16世紀から18世紀

作家は行

藤本ひとみの「聖戦ヴァンデ」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 十八世紀末のフランス革命の時期、フランス国内で起きたヴァンデの反乱(ヴァンデ戦争)を舞台にした小説。通常、世界史を学んだことがある人でも知らないようなテーマだが、この反乱は相当大規模なものであったらしい。 革命中、最も...
お気に入り

白石一郎の「怒濤のごとく」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

日本で国姓爺の名で知られる鄭成功と、父・鄭芝龍の物語。物語の前半は鄭一族を一挙に強大にした鄭芝龍が主人公であり、後半はこの親子の対決が見所となっている。
作家た行

武田泰淳の「十三妹(シイサンメイ)」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 小学生の高学年から中学生の時分にはとても面白く読めた作品だろうと思う。解説の田中芳樹が、新聞連載されていた当時、小学生であったが毎日ワクワクしながら読みすすみ、続きを楽しみにしていたというから、対象読者がその辺りが妥当...
お気に入り

酒見賢一「後宮小説」の感想とあらすじは?

第1回ファンタジーノベル大賞受賞作。新設の賞であるにも関わらず、大賞受賞作がいきなりレベルが高く、これ以後の受賞作選定にあたりとても良い指標となっている作品である。

作家さ行

佐藤賢一の「カルチェ・ラタン」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント とにかく各章の題が長い。とてつもなく長い。しかも、その題がサマリーとなっている。 さて、本書は全体的にパロディの色合いが強い。 まず、出だしの"序"から「日本語訳の刊行に寄せて」とあり、まるで実在の海外の人間がいるかの...
作家さ行

塩野七生「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」の感想とあらすじは?

「めったにしゃべらない、しかし常に行動している男」といわれた、三十一年という短い生涯のチェーザレ・ボルジアを描いています。 解説で沢木耕太郎が述べているのは実に的を射ているように思います。歴史でもなく、伝記でもなく、小説でもなく、しかし同時...
作家さ行

塩野七生「ルネサンスの女たち」の感想とあらすじは?

ルネサンスという時代の中を生きた女性を主人公としています。 特に、最初の三人。イザベッラ・デステ、ルクレツィア・ボルジア、カテリーナ・スフォルツァはチェーザレ・ボルジアが深く絡んだ人生を送っています。 そういう意味において、本書の後に続く「...
お気に入り

塩野七生「神の代理人」の感想とあらすじは?

ルネサンスを彩る法王たち。 本書で取り上げられている法王の内3人まではボルジア一家と何らかの強い関係のある法王です。 本書を合わせて、「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」「ルネサンスの女たち」を読むとこの時代の空気というものがよくわ...
お気に入り

塩野七生「レパントの海戦」の感想とあらすじは?

レパントの海戦の戦闘時間は短いです。5時間足らずで決着がついてしまったのです。 歴史上このレパントの海戦は重大な事件として捉えられています。特にヨーロッパ側から見た歴史に於いては、この時代対イスラム戦でここまでの大勝利を収めた戦いは無かった...
作家さ行

塩野七生「ロードス島攻防記」の感想とあらすじは?

前作の「コンスタンティノープルの陥落」は歴史上とても重大な事件でした。 それに比べると、今回の舞台となるロードス島の聖ヨハネ騎士団の盛衰は、重要度が格段に落ちます。 また、ロードス島の要塞自体もコンスタンティノープルに比すると規模を比べるま...
お気に入り

塩野七生「黄金のローマ 法王庁殺人事件」の感想とあらすじは?

マルコ・ダンドロを主人公とするシリーズ第三弾。舞台はローマへと移ります。 ヴェネツィアが緋色で、フィレンツェが銀色、そしてローマは金色と題されたこのシリーズ。言い得て妙と思える程、都市の印象を色でうまく表現していると思います。 このシリーズ...
お気に入り

塩野七生「銀色のフィレンツェ メディチ家殺人事件」の感想とあらすじは?

今度の舞台はフィレンツェです。マルコの口を通して語られますが、ヴェネツィアとフィレンツェを比較した場合、その政治体制もさることながら、美に対する意識の差が顕著なのも特徴的です。 フィレンツェの持つ美に対する意識の高さは、この時代突出していた...
お気に入り

塩野七生「緋色のヴェネツィア 聖マルコ殺人事件」の感想とあらすじは?

ルネサンス歴史絵巻三部作の一作目です。 三作を通じて、マルコ・ダンドロとオリンピアが登場します。 内容ではオリンピアに触れませんでしたが、重要な登場人物です。 このオリンピアが一体何者なのかは本書で確認ください。 覚書/感想/コメント 本書...
作家さ行

佐藤賢一「二人のガスコン」の感想とあらすじは?

時代は、文豪アレクサンドル・デュマの「三銃士」と「二十年後」の間です。 稀代の快男児である「三銃士」主人公シャルル・ダルタニャンと、鼻のシラノ・ドゥ・ベルジュラック。 同じ時代に"実在"した快男児二人を、小説で対面させ、果ては二人に冒険をさ...
作家さ行

佐藤賢一「ジャガーになった男」の感想とあらすじは?

佐藤賢一の「ジャガーになった男」を紹介します。 第6回小説すばる新人賞受賞作です。 デビュー作がスペインを舞台にしているのは意外な気がしないでもないです。 というのは、後年直木三十五賞受賞するまでの間や、その後しばらくはフランスを舞台にした...
シェアする
Lounge Cafeをフォローする