
直木三十五賞の一覧
直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)。無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞。通称が直木賞。主催:公益財団法人日本文学振興会
エンターテインメント性に優れかつ文学的な香りもする作品である。本書は中世フランスの裁判を扱った作品。教会が行う裁判であるため、宗教裁判といってもよいのだが、その実は離婚裁判である。
第126回直木賞受賞作品。永吉から見れば親子二代の、おふみから見ればおふみの父母をいれて親子三代の話。そして、本書あかね空ではおふみを中心に物語が進むので、親子三代の物語と考えた方がよいだろう。