![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12220633180.jpg)
二本松城(にほんまつじょう)。別名、霞ヶ城・白旗城。福島県二本松市郭内にある平山城。日本100名城の一つです。
![](https://www.loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Tokyo-20141025-141607.jpg)
「霞ヶ城公園」として日本さくら名所100選に選定。
![](https://www.loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2019/08/Kyoto-20190731_093855000-160x90.jpg)
2007年7月26日、二本松城跡として国の史跡に指定されました。
江戸時代になり、丹羽光重が大改築をしました。
二本松城
箕輪門
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12234733180.jpg)
箕輪村(現在の二本松市内)山王寺山のご神木をつかって門を楼門としたことから「箕輪門」と命名されています。
城門は戊辰戦争によって、焼け落ちたそうですが、1982年に再建されました。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12223733180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12240733180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12220233180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12222433180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12223333180.jpg)
箕輪門をくぐって
箕輪門をくぐってすぐ。綺麗に整備されています。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12244833180.jpg)
思っていた以上に立派なお城で、少々驚きです。
この後、この城が本当の意味で想像以上のお城であることを知ることになるのですが・・・。
観光に力を入れるのであれば、最低限、これくらいの整備はしておいてほしいと思いました。保存状態のひどい城は、この城を参考にされるのがいいと思います。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12271033180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12272033180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12245333180.jpg)
入り口付近
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13101733180.jpg)
入り口付近。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13093933180.jpg)
少年隊群像。戊辰の役(戊辰戦争)で命を散らした、二本松少年隊を顕彰する群像です。二本松市名誉市民の彫刻家・橋本堅太郎氏に依頼して制作。1996年建立。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13100033180.jpg)
二本松城の本丸跡
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13281733180.jpg)
二本松城の本丸跡 絶景!山城の頂上からははるか遠くまで見渡せる 霞ヶ城公園
この城の本当の規模というのが、本丸跡を見ることによって知ることができます。だからこそ、この本丸跡を見ないで帰るのは非常にもったいないです。
箕輪門周辺も立派ですが、この城の全体像はこの本丸跡からでなければわかりません。
ただし、下からのぼるのはちょっとしたハイキングになります。本丸近くまで車で来られるので、車で行くのが良いです。
ですが、車の運転に自信のない人にはお勧めしません。というのは、この駐車場に行くには片側がほぼ崖の一方通行道を行かなければならないからです。
つまり、反対側から車が来たら、どちらかがバックをしなければならないのです…。恐ろしい…。
石垣は安土城の石垣を積んだ穴太衆(あのうしゅう)とよばれる、優れた石工集団によって積まれたそうです。
平成になって発掘調査とともに崩落を防ぐために、同じ集団の末裔により積み直し再建されました。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13282533180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13311933180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13312833180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13312833180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13315733180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13320533180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13321233180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13340733180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13310033180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13344333180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13375633180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13365533180.jpg)
日影の井戸(日本の三井は天守・本丸の近くにあります)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13385233180.jpg)
本丸跡のすぐそばにあります。
千葉県印西市の「月影の井戸」、神奈川県鎌倉市の「星影の井戸」とならぶ「日本三井戸」の一つ「日影の井戸」。
建設は畠山氏築城の頃の応永年間(1400年頃)といわれています。
井戸の深さ16m、井戸の岩盤をえぐって、さらに北に14mに達しています。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13385933180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13382933180.jpg)
日影の井戸
千葉県印西市の「月影の井」、神奈川県鎌倉市の「星影の井」と並び「日本の三井」と称されています。
これは、「月影の井」縁起のなかの「清水湧出して四時渇水することなし、伝言、大管豊後守の水行場と又月かげの井と称して、鎌倉星の井、奥州二本松の日の井と共に日本三井一なりと言う」に由来しています。
昭和の初期頃までは俗称で「底なし井戸」と呼ばれ、また古老の伝えでは「ひのゐ」、「陰の井」とも称されていたといいます。
井戸の深さは約十六メートルあり、さらに井戸底の岩盤をえぐって北方に約十四メートル達していますが、今でも豊富な湧水を溜めています。
二本松市
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13383933180.jpg)
旧二本松藩戒石銘碑
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13125633180.jpg)
藩主・丹羽高寛が、家臣の儒学者・岩井田昨非に命じて刻ませたものです。
藩庁前の自然石に藩政改革と綱紀粛正の指針とし、一夜のうちに刻ませたとされます。
4句16文字の銘文で、教育資料、行政の規範としての価値が高いため、国指定の史跡となりました。
爾俸爾禄
民膏民脂
下民易虐
上天難欺
意味としては、「お前のいただく俸禄は領民の汗と脂の結晶である。領民は虐げるのはたやすいが、天をあざむくことはできない。」ということで、後半は「民に感謝し、いたわる気持ちを忘れて弱い民達を虐げると、天罰があるであろう。」と解釈するようです。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13124333180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13125033180.jpg)
第60回「二本松の菊人形」 入り口
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12311833180.jpg)
二本松は藩政時代から菊の愛好者が多かったそうです。
昭和の初期から町に菊人形が飾られており、昭和30年から「二本松の菊人形」として霞ヶ城公園で開催されるようになりました。
2014年は「二本松の菊人形」が第60回を迎えるのと同時に、二本松城も築城600年を迎える年にあたっています。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12312733180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12293633180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12335433180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12340633180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12342633180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12343733180.jpg)
今回の場面
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12392933180.jpg)
今年は8場面が用意されている。
1.二本松の提灯祭り 藩主・丹羽光重と二本松神社例大祭
2.栗ノ須の変 畠山義継と伊達輝宗・政宗
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12405733180.jpg)
3.清須会議 光重の祖父・丹羽長秀の活躍
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12411333180.jpg)
4.天地明察 算学者・磯村吉徳と二合田用水
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12412833180.jpg)
5.二本松藩 戒石銘碑 儒学者・岩井田昨非と戒石銘
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12415533180.jpg)
6.二本松少年隊 戊辰戦争 大壇口の戦い
7.安達ヶ原物語 安達ヶ原の鬼婆伝説
8.あどけない話 詩人・高村光太郎と智恵子結婚100周年
場面1と相生の滝など
・場面1の二本松の提灯祭り 藩主・丹羽光重と二本松神社例大祭
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12355033180.jpg)
・観世音菩薩
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12422733180.jpg)
・相生の滝
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12451233180.jpg)
・ガーデンゾーン
ガーデニングが趣味の人はぜひガーデンゾーンを見物することをお勧めします。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12484433180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12482233180.jpg)
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_12483033180.jpg)
二本松城跡パンフレット
パンフレットを見ると、見切れていないところが多くあるようでした。
搦手門跡や二合田用水や、洗心亭、傘松など…。
桜の名所ということなので、ぜひ桜の季節に訪ねて、見そびれたところを見たいものです。
![](https://loungecafe2004.tokyo/wp-content/uploads/2014/10/Fukushima-20141018_13395533180.jpg)
地図
福島県二本松市郭内四丁目(三丁目)地内