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深夜特急

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沢木耕太郎「深夜特急 第6巻(イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、イギリス)」の感想とあらすじは?

イタリアにいる時に沢木耕太郎が見た映画の場面は笑いを誘います。 さっぱりストーリーが分からなく、沢木耕太郎は「昔の仲間に脅かされて金の工面をしようとする哀れな中年男の物語」と思って映画を観ます。 しかし、「戦争で精神的に深い傷を負った中年男...
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沢木耕太郎「深夜特急 第5巻(トルコ、ギリシャ、地中海)」の感想とあらすじは?

イスタンブールのボスポラス海峡を渡れば古の東ローマ帝国の都であったコンスタンティノープルに着きます。 つまりヨーロッパです。 沢木耕太郎の心に「あれがヨーロッパなのか...」という思いがよぎります。 イスタンブールでは香港の時と同じような状...
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沢木耕太郎「深夜特急 第4巻(パキスタン、アフガニスタン、イラン)」の感想とあらすじは?

インドのそれこそ底なしの深い退廃の中にいた沢木耕太郎は、そこから這い出てきました。そして、とりあえず"前へ"進もうと決意します。 じっとりと重いインドからカラッとした乾いたパキスタンへ。湿度の変化だけでも、なにかの呪縛から解放されて軽くなっ...
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沢木耕太郎「深夜特急 第3巻(インド、ネパール)」の感想とあらすじは?

本書は「深夜特急」の第一章の冒頭部分に当たるところの出来事を書いています。 本書を読めばわかるのですが、沢木耕太郎はあと一歩で本物のヒッピーになる所まで行っています。 この「深夜特急」の中での沢木耕太郎は、ヒッピーに近い状態で旅を続けていま...
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沢木耕太郎「深夜特急 第2巻(タイ、マレーシア、シンガポール)」の感想とあらすじは?

沢木耕太郎がペナンの売春宿で娼婦のヒモの一人と会話している内容は心に刺さります。 そのヒモが日本を批判している内容に関しては、今もあまり状況が変わっていないのではないかと思います。 ヒモいわく「...マレーシアは日本企業の進出がなかったら困...
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沢木耕太郎「深夜特急 第1巻(香港、マカオ)」の感想とあらすじは?

本書は現在最も影響力ある旅行・紀行書の一つであると思います。沢木耕太郎独特の乾いた文章で綴られる本書は、余計な感情の記述がなく、淡々と語られているにもかかわらず、その土地の空気、湿気や臭いというものを感じさせてくれます。
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