歴史上の人物 根岸肥前守鎮衛:「耳袋」の著者で刺青の噂のあった名南町奉行 名南町奉行 根岸肥前守鎮衛(ねぎし・ひぜんのかみ・やすもり)もしくは(しずもり)。 元文2年(1737年)―文化12年11月4日(1815年)(79歳) 江戸時代中期から後期にかけての旗本で、将軍は徳川家重→徳川家治→徳... 2017.07.01 歴史上の人物
作家か行 風野真知雄の「耳袋秘帖 妖談 第1巻 妖談うしろ猫」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント 妖談シリーズ第一弾。 出版社が変わっただけならいいのだが、主要登場人物二人におもいっきり変化があるので、えらいとまどった。だが、新シリーズなので、なっとく。 とまどった具体的な点はいろいろあ... 2010.05.09 作家か行
4) 面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第10巻 神楽坂迷い道殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第十弾。今回は牛込の神楽坂を舞台に、七福神を題材とした事件。神楽坂にある善國寺は毘沙門天で有名であり、池上本門寺の末寺にあたる。 今回のキーとなる七福神だが、その由来は意外と知らない。 ... 2010.05.08 4) 面白い作家か行
作家か行 楠木誠一郎の「甲子夜話秘録 第1巻 鼠狩り」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント 松浦静山(まつらせいざん)。題名にもなっている「甲子夜話(かっしやわ)」を書いた人物である。甲子夜話が書かれ始めたのは静山が六十二歳の十一月十七日甲子(きのえね)の夜で、死ぬまで書かれた。甲子夜話は江戸... 2010.01.02 作家か行
4) 面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第7巻 かじけ鳥」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント 大団円というわけにはいかないが、とりあえずシリーズ第1部終了。 第一巻から連綿と続いてきた「あること」が解決を迎えるので、一応としてみた。 が、完全にシリーズとしての終わりではない終わり方な... 2010.01.01 4) 面白い作家さ行
4) 面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第6巻 病み蛍」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第六弾。 このシリーズの底に流れる暗い感じというのは、恐らくつぎの一分に凝縮されている気がする。 『江戸には貧しさに喘ぐ善良な者たちが、数え切れないほどいる。逆しまに、善良な人々を騙... 2010.01.01 4) 面白い作家さ行
3) かなり面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第5巻 藪雨」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第五弾。 まさかの展開。こうしたシリーズもののとしては、まず考えられない事件が起きる。 だが、このシリーズの根底に流れている暗い部分というものを考えれば、あり得ない設定ではない。 ... 2009.12.26 3) かなり面白い作家さ行
4) 面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第4巻 凍て雲」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第四弾。 蜃気楼のように長尾勘兵衛の前に現れる失踪した妻・静の面影...。今後どうなるのかはさておき、本作は趣向を凝らした短編集となっている。 特にうまいのは、単なる通りすがりの何気... 2009.12.26 4) 面白い作家さ行
4) 面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第3巻 女殺し坂」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第三弾。 第一巻で書かれているように長尾勘兵衛は、 『家族といえば、勘兵衛はじつの両親を知らない。養父母に教えられたはなしでは、亀戸天神の鳥居の根元に捨てられていたという。宮司に拾わ... 2009.11.21 4) 面白い作家さ行
3) かなり面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第2巻 恋文ながし」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第二弾。 第一巻で書かれているように、長尾勘兵衛には静という妻がいた。その静の姿をずっと追い続けている。 『失踪は二十年前の出来事だが、未だに、静という妻の面影を引きずっている。』 ... 2009.11.14 3) かなり面白い作家さ行
3) かなり面白い 坂岡真の「うぽっぽ同心十手綴り 第1巻」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第一巻。 物語は文化元年に始まる。『徳川家斉の将軍在位十八年目、天明の飢饉以降、関八州では治安悪化が重大な懸念事となり、幕閣のあいだでは八州廻りの設置が検討されはじめたころだ』 本書... 2009.11.07 3) かなり面白い作家さ行
3) かなり面白い 佐伯泰英の「鎌倉河岸捕物控 第13巻 独り祝言」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第十三弾。いよいよ政次としほの祝言である。長屋で小さな頃から犬っころのように育った政次、亮吉、彦四郎にも「放埒な独り者の時代は過ぎ」て新たな生活が始まろうとしている。 享和元年弥生三月三日... 2009.03.21 3) かなり面白い作家さ行
4) 面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第9巻 人形町夕暮殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第九弾。今回は根岸肥前守鎮衛がおかしい。体調の悪さから普段のキレが全くなく、なにやらぼんやりしている。一体どうしたというのか? そんな中、不可解な殺人が三件起きる。それぞれが密接に絡んでい... 2009.01.03 4) 面白い作家か行
3) かなり面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第8巻 麻布暗闇坂殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第八弾。再び「闇の者」が姿を現す。「闇の者」はシリーズ第四弾「深川芸者殺人事件」でも登場している。これが赤鬼こと根岸肥前守鎮衛の宿敵となるのか? 「闇の者」には元締がいるようで、今回登場す... 2008.03.29 3) かなり面白い作家か行
3) かなり面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第7巻 新宿魔族殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント 松浦壱岐守清、号を静山という。松浦は「まつら」と読む。江戸時代を代表する随筆集「甲子夜話」を記した人物。「甲子夜話」は文政四年の甲子の夜に執筆したということ名付けられた。 その松浦壱岐守が登場する... 2008.01.05 3) かなり面白い作家か行
3) かなり面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第6巻 両国大相撲殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント 今回の事件の発端は、前作の谷中の猫屋敷の騒ぎが起きる以前という設定である。相撲を題材に、最強の力士といわれる雷電為右衛門を主要な登場人物にしている。 相撲は江戸の娯楽の一つである。 本場所は... 2008.01.05 3) かなり面白い作家か行
3) かなり面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第5巻 谷中黒猫殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント シリーズ第五弾。ことごとく性格の違う栗田と坂巻。今回は栗田が犬派で、坂巻が猫派ということが分かった。ここまで性格が違うにもかかわらず、段々と互いに親しみを感じ始めているようだ。 もてない男・栗田が... 2007.10.06 3) かなり面白い作家か行
3) かなり面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第4巻 深川芸者殺人事件」を読んだ感想とあらすじ 覚書/感想/コメント 力丸だけが根岸肥前守鎮衛を「ひいさま」と呼ぶ。ひい爺さまのことではない、肥前守さまが縮まってしまったのだ。 この力丸姐さんにスポットが当たる。 力丸はもともと、芸妓になりたくなかった。寺子屋... 2007.09.29 3) かなり面白い作家か行
2) 超面白い 風野真知雄の「耳袋秘帖 第3巻 浅草妖刀殺人事件」を読んだ感想とあらすじ(面白い!) 覚書/感想/コメント へぇ、といった感じの話。貧乏神は七福神の姉という話もあるそうだ。姉は黒闇天女といって、この神に守られると、ほかのことはともかく、お金の方はさっぱりだという。まさか、貧乏神が女性だったとは...。 ... 2007.09.29 2) 超面白い作家か行
1) 最高 風野真知雄の「耳袋秘帖 第2巻 八丁堀同心殺人事件」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!) 覚書/感想/コメント シリーズ第二弾。今回は同心が殺されるところから始まる。一体何の目的があるのか。次の事件が起き、殺されたのはまたしても同心。が、いずれの同心も町での評判が悪い。一体誰が? 根岸肥前守鎮衛は浪人の子で... 2007.09.22 1) 最高作家か行